【株式投資とは?】
- yayagome17
- 2022年6月22日
- 読了時間: 5分
株式投資とは、株式会社の発行する「株式」を売買して、その差益や配当金などで利益を狙う投資です。ここでは初心者向けに、株式投資について説明していきます。

株式投資の概要
株式とは?
株で儲かる仕組み
株式投資はいくらからできるのか?
株式投資が初心者にも経験者にもおすすめできる理由
株式とは企業の資金調達の手段のこと
「株式」とは、企業の資金調達の手段の一つです。「株主」は出資した人を指します。
企業が資金を集めるために発行した株式を、株主は資金を出した証明として、出資額に応じて保有できます。株主は株式の保有割合に応じて、企業が挙げた利益の一部を配当金として受け取ることが可能です。
また、株式を購入したときよりも高い金額で売却して利益を得ることもできます。
株で儲かる仕組み
株式によって得られる利益には、大きく3つあります。株式を売買した際の差益、株式を発行した企業が上げた利益から得られる配当金、そしてその企業から受けることができる株主優待です。ここではまず、株式の売買について詳しく説明します。
企業の株価は、その企業が利益を上げて事業を拡大することで魅力が高まり、株式を購入したい人が増えると高くなります。株式を売却するタイミングで購入時よりも株価が高くなっていれば、その差額が利益となります。
株式投資はいくらからできる?
株式投資を始めるのに必要な費用は、10万円が目安といわれます。株式は通常100株単位で売買するため、株式購入に必要な金額は希望する銘柄の株価×100と考えるのが一般的です。株価が1,000円未満であれば株式を10万円以下で購入することができます。10万円以内で購入できる株式であれば、値下がりしてもそれほど大きな損失にはならないため、初心者の方は投資対象として参考にしてみるとよいでしょう。
株式投資の4つのメリット
投資をすることで利益が得られる
企業によってお得な株主優待を受けられる
物価の上昇に対応できる
応援したい企業の力になれる
1.利益を出して儲けることができる
株式を購入した時の株価よりも売却する時の株価が高ければ、差額により利益が生じます。株式を発行している企業が成長するとその企業への期待感が高まり、その企業の株式を購入したい人が増えて株価が上がる仕組みです。
ここでは、その仕組みに関連する用語であるキャピタルゲインとインカムゲインを説明します。
キャピタルゲイン(値上がり益)
キャピタルゲインとは、資産を購入したときよりも売却するときに価格が上昇していると得られる利益のことで、株式以外にも債権や不動産、貴金属などの売買でも得られる利益です。株式は通常、それを発行した企業が成長すると価格が上がります。
たとえば10万円で購入した株式の価格が10倍になったタイミングで売却すれば、100万円となるため、キャピタルゲインは90万円です。このように、株価が値上がりするタイミングを見極めることによって、より多くのキャピタルゲインを得られます。
インカムゲイン(配当金)
インカムゲインとは、株式を保有することによって得られる利益のことで、企業が株主に支払う配当金がこれに当たります。そのため、株式を売却することなく利益を得ることができます。
多くの企業は年に1、2回、保有する株式の数量に応じて配当金を株主に分配しています。会社の利益の状況で配当金の有無・増減が決定するため、その企業が利益を上げていれば大きな収入となる可能性があります。
2.株主優待がお得
一定数以上の株式を保有している株主に対して、企業の商品やサービスをお得に提供するのが株主優待制度です。利用したい優待に合わせて株式を購入するのも、生活の充実につながります。以下は株主優待の例です。
株主優待の例
ANAホールディングス →航空券が割引になる
オリエンタルランド →テーマパークの1日パスポート券プレゼント
オリックス →カタログギフトを受け取ることができる
株式投資をする際は、銘柄ごとの株主優待にも注目してみるとよいでしょう。
3.物価上昇に対応できる
物価の上昇(インフレ)は家計に打撃を与えますが、株式投資はその対策の1つとなり得ます。株式投資では、物価上昇に関わらず利益を得られる場合が多いのです。
物価が上がるとモノを売る企業の収益は一般的に増えるため、その企業の株価も上がります。このことから、株式は「インフレに強い資産」といわれています。物価の上昇により家計に影響があっても、株式投資をしていればその分の利益で補える可能性があるのです。
もちろん、すべての銘柄の株価が上がるわけではありません。株価にはその企業の経営状態や災害など、さまざまな要因が影響を与えます。インフレ下でも収益が上がらない企業もあれば、インフレ、デフレに関係なく業績を伸ばせる企業もあります。
景気の良し悪しを抜きにしても成長が期待できる、応援できる企業へ投資をすることをおすすめします。
4.応援したい企業の力になれる
株式は、企業が資金調達を行うために発行するものです。つまり、株式投資は自分の利益になるだけでなく、応援したい企業の力にもなります。
株価の変動はつい気になってしまうものですが、企業を応援するという意識で見ると心配も少なくなるでしょう。銘柄を選ぶ際に悩んだ場合は、普段愛用しているものを作っている企業や好きな企業を選ぶと、その企業の力になっていると実感できるためおすすめです
Commentaires